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糖尿病は高脂血症の原因の一つでもあり、動脈硬化の独立した危険因子。 糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が増え過ぎてしまう病気です。 食事から摂取した糖質は、胃や腸などで分解されてブドウ糖となり、血液中に吸収されます。 そのブドウ糖は体の細胞に取り込まれ、エネルギー源となりますが、エネルギー源として 利用するには、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの助けが必要です。 でも、インスリンの分泌が少ないか、インスリンの作用不足(インスリン抵抗性)があると、 ブドウ糖が十分にエネルギーに変換されずに糖は血液中に留まってしまいます。 「血糖値が高い」というのは、こうして血中の糖が増えた状態を言います。 糖尿病は、先天的な理由や、他の病気が原因となって発症する場合もありますが、 多くは遺伝的な体質に加えて食べすぎ、肥満、運動不足、ストレスなど生活習慣が要因と なって、おもに成人以降に発症します。 ◆高脂血症を合併し動脈硬化を促進させる◆ 糖尿病の原因からも想像できるように、糖尿病の患者さんの多くは高脂血症を合併している。 インスリンの作用不足によって脂質の代謝が悪くなり、血液中の中性脂肪が増える事もある。 さらに、血液中に過剰なブドウ糖があると、LDL(悪玉)コレステロールなどのリポたんぱくが 酸化されやすくなり、動脈硬化が促進されます。 このように糖尿病は、動脈硬化の危険因子の一つでもあります。 これに高脂血症が加われば、動脈硬化が更に進行することになります。 ◆糖尿病で怖いのは合併症◆ 糖尿病の初期には、ほとんど自覚症状がありません。 しかし、糖尿病に気がつかずに放置していると、様々な合併症が起こります。 動脈硬化による心筋梗塞などにも注意しなければなりませんが、糖尿病の場合は、 特に毛細血管や神経に異常が出るのが特徴で、神経障害、網膜症、腎臓傷害は、 糖尿病の3大合併症といわれます。 ひどいときには失明や人工透析という事態にもなります。 糖尿病は、早期に発見して進行を止める必要があります。 治療は食事療法や運動療法が中心になります。 神経障害=末しょう神経の伝達作用に障害が起こり、手足のしびれや痛み、麻痺、 知覚異常、内臓の不具合などの症状がある。ときには、激痛も起きる。 糖尿病の発症から約3〜4年で起こることが多い。 網膜症= 網膜がおかされ、進行すると眼底出血を起こし、さらに網膜剥離(もうまくはくり)を 起こして失明しることがある。 糖尿病の発症から約10年〜15年で、半数以上の人が網膜症を併発。 腎臓傷害=最初は、たんぱく尿としてあらわれ、主に糸球体に障害を起こす。 進行すると腎不全、尿毒症となって、人工透析が必要となる。 糖尿病の発症から約15年で腎臓に傷害が出始め、適切な治療をしないと 糖尿病の発症から約30年で腎不全による尿毒症を起こす。 食べ物と長生きの関係 |
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