胃潰瘍体験






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    胃潰瘍の体験

   
元々、胃が丈夫な方ではなかったのだが、特に27才ころから仕事上の
   ストレスで、ほとんど毎日胃の痛みを感じる日々を送っていました。

   度々お医者さんから胃薬を処方してもらっていた。
   必ず「神経性胃潰瘍」と言われた。



   よく言われた事「ゆったりと、のんびり、できるだけ神経を使わないで・・・」
   しかし、自分で、ゆったり、のんびり、と意識しても、性格上知らずしらずのうちに

   どこかで勝手に神経を使っているのか胃の痛みはきていました。
   ひどいときは、寝ていても胃の痛みから目が覚めることもあった。



   そんなある日、スズリの墨と全く同じ、真っ黒な便に自分の目を疑った。
   何の知識もなかったので、ただ、始めて見たあまりの便の黒さに驚いただけだった。

   数日後、病院の事務をやっているテニス仲間とデニーズで茶のみをしているとき
   その人に「そう言えば俺この前、本当に真っ黒な便が出たので先生に聞いてくれる?」と、



   頼んでみたら、翌日その人から「先生に聞いたら、脅かしじゃなく、すぐに病院に行くように
   言われたよ胃の中でかなり出血しているんだって」と、(うちの病院では無理だから、

   いい所を探して行った方がいいよ)って、連絡が来たので、早速、胃の治療で有名な水戸市の
   ある病院(I胃腸科外科病院)を紹介してもらい、病院へ・・・


  


   
   院長先生が診察してくれたのですが「今夜は何も食べないで、タバコも吸わないで、
   どうしても何かをというときは、せいぜい牛乳を温めにして少しだけ飲んで明日入院」と、
   言われ翌日入院。

   その時は、手術はせず薬と点滴だけの治療で約1ヵ月の入院で無事退院できました。
   退院後、約6ヶ月、薬と検査のため通院しました。
   


   それからは、胃の痛みはかなり軽くなり激痛はきませんでした。
   たまに痛いこともあったが耐えられないほどのこともなく、約20年が経ち

   痛みが特にひどいわけでもない2001年1月21日の夜、夕食のあと11時ごろ、あんまんと、
   コカコーラを飲み、床に入りうつ伏せになり、いつものごとく子どもに背中を押してもらって、



   寝ようとして数回背中を押してもらった時だった。胃の辺りで不気味な「ブスッ」という感じがした。
   その直後、突然、苦しさと痛みが同時に体中に伝わってきた感じになり、近くの病院に連れて

   行って貰い診察を受けるが、夜遅いため当直の若い先生が「今日は薬を出しておきますので、
   帰ったらこれを飲んで、明日、胃カメラをやりますので・・・」と、小さな白っぽい錠剤を渡された。


    



   帰宅後、すぐに薬を飲んだのだが、飲んですぐに、先程の数倍も数十倍も、苦しさと痛みが
   増してしまい、自分から「救急車を呼んでくれ」と、言ったらしい。(本人、記憶にない)
   
   その後、救急車が来てないのに自分でよろけながら玄関のドアを開けて外に出たという。
   (ここも本人は覚えていない)

   
(続き)→救急車中〜手術
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